2018/09/23 17:59

秋はスカーフにぴったりの季節。

お店にはたくさんのスカーフがならんでいますから、

タイトルをご覧になって「そんな大袈裟な…」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。

でも、「水面みたい」「風や光を羽織っているみたいと形容されるスカーフ見たことあるでしょうか?

百貨店でもほとんど扱われていない、日本が世界に誇れるスカーフがこちら。

 

 
 
(レインボーダーブルー 大判)
 
見てお分かりのように、布の向こう側が透けるほど薄く、織り上げている糸は、なんと髪の毛の1/5程の太さ。
手触りはさらさらで、流れるような質感。
 
実物を手に取った方が誰しも驚くこのスカーフは、「天女の羽衣」といいます。
 
(ピコラベリシマ 白)
 
透明感がお分かりいただけるでしょうか…?
実は天女の羽衣はとても撮影が難しい製品です。
 
世界でも日本でしか作ることができていない布なので、数回TVでも特集されていますが、
番組をご覧になっていた方でも、実物を見ると、「これが…!!」と感動されます。
 

☆職人が作る、世界最薄・最軽量のオーガンジー

先ほど、”織り上げている糸は、なんと髪の毛の1/5程の太さ”と書きましたが、その太さの糸は、機械で織機にセットすることができません。
実際、「天女の羽衣」を構成している糸は、触っているのか分からない、クモの糸のような触り心地です。
機械では織機にセットできないその糸は、職人が手作業で織機にセットすることになります。
単純に、その太さの糸があって、織機があれば作れる、という布ではないのです。
職人の繊細な指先の感覚が、このスカーフを生み出しているのです。
 
そんな「天女の羽衣」だからこそ、TVで取り上げられますし、世界中のデザイナーが注目します。
通常反物として取引される布なので、一般ではあまり実物を目にすることのない布ですが、実はパリコレは常連だったり、パリのオペラ座でバレリーナの衣装として採用されていたりします。
身近なところでは紅白歌合戦でしょうか。実は毎年のように出演者のどなたかの衣装には採用されているそうです。
 
 
 
 
そんな「天女の羽衣」の重さはなんと、1m四方あたり僅か5g。
羽織ってもまるで重みを感じないほどですが、温かさで身にまとっていることがわかります。
大変薄い生地なので、保温力もないと思われがちですが、この透け感に対して密度の高い生地なので、自分の体温を柔らかくはらみ、羽織っているとじんわりと温かくなってきます。
夏など特に、「冷房除けにもなるわね」と感心される方もいるほど。
 

ウールのマフラーのような防寒具にはなりませんが、「天女の羽衣」を防寒具として見る方はまずいないのではないでしょうか。

その透明感とつやめき、色の重なりや、身に着けた時のふわっとしたボリューム感は、身につける人に、ラグジュアリーな印象を与えてくれます。
 

その力は、シンプルなワンピースに「天女の羽衣」を一枚羽織るだけで、見違えるようにフォーマルな装いに見えるほど。(勿論、あんまりカジュアルなワンピースだときびしいですが、、、(笑))

まるでシンデレラの魔法のようですよね。

現代日本で舞踏会は少ないかもしれませんが、例えば結婚式に呼ばれたとき、ちょっとしたパーティーに呼ばれたとき、「天女の羽衣」が身に着ける人に自信を与え、輝かせてくれることは間違いありません。

 

monova BASE店では、数種類の「天女の羽衣」を取り扱っていますが、新宿の実店舗(実際はショールームなので、店舗というと語弊があるのですが、その場で購入も可能なショールームです)には、大小たくさんの種類の「天女の羽衣」をご用意しております。

今後、BASEにもさらにたくさんの「天女の羽衣」をUPしていこうと思っていますが、いわゆる「定番商品」が少ない製品なので、現在難航中です。

もっとたくさん見たい!という方は、新宿のmonovaにいらしてみてください。

 

私も、monovaに来て初めてこの製品を見た時はとても驚き、こんな美しい布があるんだ!!と感動しました。

「あの感動を広く伝えたい!これは一見の価値がある!みてみて!!」という思いです。

「天女の羽衣」にはたくさんの柄かありますが、BASEで一番人気の柄「天女の羽衣 ブライトシティ」の商品詳細を、下のリンクから見ることができますので、ぜひご覧になっていってください☆