各色の紹介

ice greenのカラーについて

光が差した時の影がとても美しく、爽やかな海の透明感が感じられます。
食器としての使用はもちろんですが、インテリアとして飾っても、陽の移ろいを感じられる良いディスプレイになります。

madoシリーズには琉球ガラスの特徴の1つである「再生ガラス」を使用していますが、中でも「車のサイドガラス」に特化している珍しい琉球ガラスです。
あえてガラスに着色をせず、車の前部座席と後部座席でしっかりと選別して原料にすることにより、それぞれの特長を生かした色味を実現しています。

前部座席側のサイドガラスのみを使用。
澄んだ遠浅の海を思わせる、どこか懐かしさもある絶妙なグリーンです。
爽やかさを活かして、焼酎などをゆったりと楽しむのに合いそうなグラスです。

前部座席側サイドガラスが原料のカレット

smoky blackのカラーについて

後部座席側のサイドガラスのみを使用。
重たくなり過ぎない、透け感のある黒はさわやかで涼しげな印象です。

比較的陰影は穏やかで、落ち着いて使えるスモーキーブラック。
「smoky」の名前も相まって、ウイスキーが非常に合いそうなグラスです。

後部座席側サイドガラスが原料のカレット

サイズ比較

画像向かって左から、タンブラーM、ロックグラス、タンブラーL

小鉢との比較

手に持った様子

琉球ガラスとは？

色とりどり、気泡、さわやか…　快活で華やかなイメージの琉球ガラス。

沖縄でガラス製品づくりが始まったのは100年以上前、1900年頃だとされます。
今の鹿児島県のガラス職人がガラスの製法を沖縄に持ち込み、その後、大阪や長崎のガラス職人が移住、職人が集まることで技は磨かれ、ガラスづくりが広まっていきました。

世界大戦で大打撃を受けますが、戦火を生き延びた職人たちが再びガラス作りを再開すると、駐留米軍の軍人たちの日用品やお土産品として重用されるように。
戦後の物のない時期に、琉米軍が捨てたビールやコーラなどの空瓶を原料として、琉球ガラスは沖縄の産業として再び花開きました。

良質とはいいがたい原料(空瓶)でしたが、それがかえって今の琉球ガラスの特長になっている「気泡」や「色味」を生むことに。

現在は、一般的なソーダガラスを原料に作られる製品が増えていますが、気泡を意図的にたくさんつくったり逆に少なくできるような製法が編み出され、様々な表情のグラスが生まれています。

※ご利用上の注意
■耐熱ガラスではありません。
■ガラスは急激な温度変化に弱いので、急冷・急加熱すると割れてしまうことがあります。
■食洗機・食器乾燥機は使用しないでください。
■冷凍庫には入れないでください。
■クレンザー・研磨剤入りスポンジ・金属たわしは使用しないでください。
■ナイフ・フォーク・スプーンなどを入れておく保管目的での使用はお控えください。
■ご使用後は汚れを早く落とし、自然乾燥させてから収納してください。